自動車部品営業マンの生活! (仕事・転職・家族・投資)

30代半ばで家族持ち(妻・子2人)のサラリーマンが今後のキャリアや生き方を考えるブログです!

製造業の営業の仕事のやり方 ~小規模から大企業まで経験して思うこと~

このブログを始めたときに申し上げている通り、私は現在3社目の会社に

勤務しております。

 

1社目の会社の年間売上が「数百億円」、2社目が「数千億円」、

3社目も数千億円(1兆円はいかない)という規模の会社で勤務しております。

 

会社規模が大きければいい会社とは思いませんが、

3社を経験して思うことは、「会社規模が大きいほどいろいろな人と関わり、

大きなプロジェクトを推進していく」という経験ができるメリットがあります。

 

 

1社目の時には、すでに市場に出ているカタログ品を売り込むというのが、

メインの仕事で、数百万円~一千万円規模のビジネスでも大きく、

工場の人などとの関わりも少なからずありましたが、比較的 単独で動いて、

ビジネスを動かすというスタイルでした。

 

そして、基本的に外回りが多く、事務所で仕事していると、

「なにしているんだ、お客さんのところに行ってこい!」 とよく言われました。

 

 

2社目では、既存品を売るのではなく、都度 新たな製品を開発していく、数十億円規模のビジネスに携わるようになりました。

外出し、お客様との打合せする場合も当然あります。

 

それ以上に「プロジェクト」を進めるために、社内部署との調整の打合せが多く、ずっと外回りしていた1社目とのギャップから

 

「こんなに会社にいていいのかな?社内の会議多いな。お客さんのところに行かなくていいのかな?」

 

という思いがありました。

同じ製造業でも製品によって、仕事の進め方の違いを大きく感じました。

 

1社目の在籍時に、数年の業務を経験する中で、「会社ってこうやって動くのか」というイメージが自然と芽生えるのですが、2社目で改めて会社ごとで進め方や考え方がこんなに違うのか、と衝撃を覚えました。

 

繰り返しますが、規模が大きい会社・売上金額が多い会社は取り扱う商材の規模が

大きいことが多いと思います。

 

高価格の商材を取り扱うと、社内のいろんな人を巻き込み、顧客と調整して

一つのプロジェクトをやり遂げるという経験が詰めます。

 

製造業で大きなプロジェクトをやり遂げる経験を積みたい方は、

「売上金額の大きい会社→数千億円規模」の会社のほうがチャンスは多いと思います。

 

逆に、「ずっと外にいたい」「お客様と商談したい」という人は、

数百億円規模だったり、カタログ製品を販売する会社のほうが

よいかなと思います。

 

製造業の営業でも営業スタイル/仕事のやり方が異なるので、

自分のやりたいこと/あっていることに合わせて、会社を選んだほうがいいと思います。

 

私は、新卒時は仕事のスタイルまで全く考えず(というよりイメージがつかなかった)、外回りの多い営業スタイルの会社にいましたが、2社目の経験を通じ
「プロジェクトを動かす」仕事があっているということがわかりました。

 

2社目の経験から、3社目も同様な仕事をできることを重点にエントリーし、

現在、イメージ通りに業務をしております。

 

 

会社を選ぶ際は、「仕事のスタイル」もイメージしながら、会社を探したほうがいいと

思います。